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【登壇者発表&観覧者募集!】SMALL BUSINESS LABOビジネスピッチ第4回 4月16日(土)に開催

#JIRIN#オンライン
2022.03.24
N.PARK PROJECTが主催するSMALL BUSINESS LABO ビジネスピッチ 第4回目の登壇者が決定しました。また開催当日に向け、会場でビジネスピッチの様子をご覧いただける観覧枠の募集も開始いたします。

第4回となる今回は、同イベント初の試みとなる、長野県との中継開催。先日連携を発表したN.PARK PROJECT NAGANOとの共同開催となります。

今回は奈良と長野からそれぞれ2名ずつの方にご登壇いただきます。それぞれのまちを面白くする事業のアイデアや登壇者の熱意に触れていただけることはもちろん、奈良、長野を代表する経営者・デザイナー・コンサルタントの方々からのフィードバックも学びの糧にしていただけます。

オンライン視聴・動画アーカイブ視聴もご用意いたしましたので、現地に来るのが難しい方、当日のご都合が合わない方もぜひご参加をご検討ください。「新しい挑戦への刺激や学びを得たい方」は、ご参加をお待ちしております!

▼観覧申込はこちらから▼
https://sbl-businesspitch-4.peatix.com

第4回目の登壇者は、奈良と長野を合わせて4名!

今回、数あるご応募の中からご登壇が決定したのは以下の方々です。奈良や長野での暮らしがより楽しくなるような個性豊かなビジネスアイデアを、当日は存分に発表いただきます。

※各発表者からは、発表場所となる地域でご自身が実現したい内容を発表いただきます。

■奈良

【1】辻村 正樹さん(KARAMA PROJECTS)「森のパレード」
辻村 正樹
1982年大阪生まれ。大阪市立大学大学院工学研究科修了。大学院では都市高速道路の耐震性能に関する研究を行う。修了後、商空間の内装やイベント装飾を行う空間デザイン会社にてCDの業務に従事。30歳を機に父が経営する工務店に転職。設計×施工=建築家を信念に邁進する傍らKARAMA PROJECTSを立ち上げる。日々木のことを考え、木々がはだかる日々。
<事業アイデアの概要>
今日、日本は多くのモノを輸入に頼っています。第一次産業においても然り、農業・漁業に起因する食料自給率は38%、林業に起因する木材自給率は41.8%と低い状態が続いています。生きる上で必要不可欠な第一次産業が低迷しているということは、国力の石杖が不安定な状態であるということ。この先日本はどうなってしまうのでしょうか?そこで私は志ました。日本の礎を再構築しようと。私は物心ついた時から「木」がずっと好きです。製品化された「木」も好きですし、森の中の「木」も好きです。「木」が好きだからこそ、「木」を取り巻く社会課題を自らが提供できる価値で解決しようと決意しました。「森のパレード」という事業では、「木の自給率を上げるため林業従事者を増やす」といった取り組みだけではなく、森の関係人口を増やし広義の意味で林業を再興する取り組みを行なっていきます。それらを実現することが、日本の強固な石杖を構築する第一歩になると信じています。
【2】加藤 慎也さん(合同会社mojicca)「筆談ストア」
加藤 慎也
合同会社mojicca共同代表・カトリエ代表
イラストレーター兼デザイナー。聞こえる状態から聴覚障害を抱えた者として、聴覚障害者として、それらの側面から音声や手話に振り切らず「伝える」ということの大切さを「筆談」を通して発信。筆談を様々なツールやコンセプトにつなげることで幅広い層へ発信と購買関係を両立させている。
<事業アイデアの概要>
ただ書いて喋るだけ、ではない魅力や学びが“筆談”にはあります。
情報保障という福祉的な側面だけではなく、自分と相手の感情のやりとり、つまり、伝える・伝わることを楽しむコミュニケーションとして、筆談を機能させること。それを、受け入れやすい形で広げること。これらを念頭に置き、mojiccaは聴覚障害当事者の視点から、筆談の機会(体験)を提供、聞こえない人たちのコミュニケーションに関心や意識を向けることを提案してきました。
新型コロナの影響も後押しし、学校や社会生活においてコミュニケーションの機会は減少し、すれ違いも起きています。昨今は”黙食”などの「黙活」が推奨されていますが、沈黙は交流を阻み、孤立を助長する危惧もあります。ですが、筆談は「黙活」でありながら交流が図れる手段とも言えます。
今後も、聞こえを問わず、フラットなコミュニケーションツールとして、“筆談を推す”事業展開を進めたいと思っています。
■長野

【3】稲村 香菜さん(起業予定)「とうか(豆香)」
稲村 香菜
国際基督教大学卒業後、外資系メディアに入社。総合格闘技に挑戦中、自身の食生活を見直したことをきっかけに、食への探究心が芽生える。長野県佐久市にて料理人に2年間師事。飲食店舗のマネジメントや商品開発に携わりながら、在来大豆を使用する豆腐屋での修行を経て、開業に向け準備中。
<事業アイデアの概要>
自分が食べたいものは、自分で作れるようにしたい。
個人的な想いから始まった「食」の探究ですが、
食は、あらゆる人の身体、生活、そして環境をつくる、責任を伴うことだと学びました。
私は、毎日の食卓に上るものを、ほんものの味わいと香りで、つくりたい。

日本の食文化に欠かせない大豆ですが、中でも惹かれたのは
その土地で暮らす人たちが“美味しいから”と作り続けてきた「在来種」。
その美味しさをこの先へ繋ぐ為に必要なのは、食べ続けること。
収量の少ない在来種は、味噌や醤油を造るには足りないが、毎日つくる豆腐なら。

現在、中小規模の豆腐屋は減少の一途を辿り、
(2018年時点、全国で豆腐の製造施設は6,143。毎年100軒近く減少している)
大量生産に向く品種のみが生き残っていく可能性が高いです。

在来大豆の味わいを伝える豆腐で、毎日の食卓を豊かにしたい。
自分にできることを、責任と愛情を持って、やり抜きたいと思います。
【4】谷口 絵美さん(株式会社ノイエ)「millplot(ミルプロット)」
谷口 絵美
立教大学経済学部卒業。webエンジニアとして東京の会社に勤務後、長野で起業。3年前から夫婦で東京と長野県佐久市の2拠点居住を開始。昨年に佐久市内に家を購入し、本格的に移住。佐久市内に所有する二千坪の竹林を活用すべく、放置竹林を楽 しく解決するプロジェクトを地元有志と立ち上げる。
<事業アイデアの概要>
竹は成長力が強く他の植物の光合成を妨げて枯らしてしまい、生物多様性を損ないます。竹のみが生えた土地では土壌の生物も単調化し、水源涵養機能が低下します。竹林を放置することは土砂災害や環境破壊などに繋がるとも言えます。
このような問題を「楽しく」解決するためには、竹林を整備することで ・作業が楽しい(人とのつながり、体を動かしてリフレッシュ) ・お金になる(ボランティアに頼っているのみでは事業継続が難しい)というメリットを得られることが大切です。
子育て中の女性、現地で旅費を稼ぎながら旅をしたい学生など、あらゆる人が気が向いたときに気軽に「副業」が できるような、新しいタイプの地域の仕事創出を目指しています。 農作業を通したコミュニケーションの場作りや遊休農地の活用にも繋げていきたいと考えています。

講評者

今回は奈良と長野それぞれから、各2名の講評者が全ての発表を中継で講評いたします。
なお今回、中川政七は長野側への現地参加となります。

■奈良
藤沢久美(シンクタンク・ソフィアバンク代表)
国内外の投資運用会社勤務を経て、1996年に日本初の投資信託評価会社を起業。99年、同社を世界的格付け会社スタンダード&プアーズに売却後、2000年にシンクタンク・ソフィアバンクの設立に参画。現在、代表。国内外の多くのリーダーとの交流や対談の機会が多く、取材した企業だけでも、1000社を超え、ネットラジオ「藤沢久美の社長Talk」のほか、書籍、雑誌、テレビ、各地での講演を通して、リーダーのあり方や社会の課題を考えるヒントも発信している。
坂本大祐(合同会社オフィスキャンプ 代表社員 クリエイティブディレクター)
奈良県東吉野村に2006年に移住。2015年 国、県、村との事業、シェアとコワーキングの施設「オフィスキャンプ東吉野」を企画・建築デザインを行い、運営も受託。開業後、同施設で出会った仲間と山村のデザイン事務所「合同会社オフィスキャンプ」を設立。2018年、ローカルエリアのコワーキング運営者と共に「一般社団法人ローカルコワークアソシエーション」を設立、全国のコワーキング施設の開業をサポートしている。
■長野
藤原隆充(藤原印刷株式会社 専務取締役)
1981年生まれ。東京都国立市生まれ。横浜市立大学卒業後コンサルティング会社、インターネット広告のベンチャー企業を経て2008年に家業である藤原印刷へ入社。企画段階から仕様の提案を得意とし、あらゆる方へ本づくりそのものを全面的にサポートする。印刷屋の本屋(2018)、工場を開放した体験型イベント「心刷祭」(2019)、など様々なサービスを立ち上げる。共著に『本を贈る』(三輪舎 2018年)。二児の父。趣味は読書、知らない土地に行くこと。人の思考を構造化すること。
中川政七(株式会社中川政七商店 代表取締役 会長)
1974年生まれ。京都大学法学部卒業後、2000年富士通株式会社入社。2002年に株式会社中川政七商店に入社し、2008年に十三代社長に就任、2018年より会長を務める。「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、2009年より業界特化型の経営コンサルティング事業を開始現在は奈良県のGDPを上げるプロジェクト「N.PARK PROJECT」を提唱し、数多くの魅力あるコンテンツ創出を目指す。

【先着順】当日の観覧者を募集!

当日、会場でビジネスピッチの様子をご覧いただける観覧者席をご用意いたします。

未来の奈良・長野をより良く変えていくアイデア誕生の瞬間や、各界トップランナーの講評者3名による、各アイデアへのフィードバックを聞いていただける貴重な機会です。

<こんな方におすすめ!>
・事業の立ち上げ・リブランドを検討していて、一歩踏み出すための勇気と刺激を得たい方
・地域で新しい挑戦が生まれる場面に立ち会い、応援したい方
・地域を代表する経営者、デザイナー、コンサルタントの方々のフィードバック・アドバイスを間近で聞いて学びを得たい方

▼観覧申込はこちらから▼
https://sbl-businesspitch-4.peatix.com

<開催場所>
奈良県奈良市元林院町22番
鹿猿狐ビルヂング3階 コワーキングスペース「JIRIN」

※長野での現地観覧をご希望の方は、N.PARK PROJECT NAGANOのページよりお申込みください。

<日程>
2022年4月16日(土)14時〜16時30分

<当日のプログラム>
登壇者4名の発表+講評者のフィードバック

<観覧者枠>
会場:20名(奈良)

<料金(税込)>
会場参加チケット:1,500円(+500円で猿田彦珈琲ドリンク付チケットに変更可)
オンライン・アーカイブ動画視聴チケット:1,000円

※お支払い後のキャンセル・ご返金は出来かねますので、ご了承ください。

<主催>
株式会社中川政七商店

<共同開催>
株式会社わざわざ

<運営サポート>
藤原印刷株式会社 藤原隆充

<お問い合わせ>
株式会社中川政七商店N.PARK PROJECT運営事務局
jirin-staff@yu-nakagawa.co.jp

SMALL BUSINESS LABO ビジネスピッチとは

SMALL BUSINESS LABO「ビジネスピッチ」は奈良で起業したい方、新事業をスタートされたい方のアイデアをブラッシュアップいただける場。個人や事業者よりアイディアを募集し、当日はそのアイデアのプレゼンテーションをいただきます。

本ビジネスピッチは2021年7月に実施した第1回目の場を皮切りに、年4回の実施を予定。今回は第4回目の開催となります。一度きりでなく何度でも挑戦でき、毎回出場してビジネス案を磨いていただくことも可能です。

第3回目までは奈良での単独開催としてきましたが、今回は奈良と長野の2会場を中継で繋ぎ、各2名ずつにご登壇をいただきます。

※ビジネスピッチについての詳しい内容は以下をご覧ください。
https://n-park-project.jp/topics/event/2745


皆さまのご参加、ぜひお待ちしています!
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