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障害のある人たちによる芸術文化活動の歴史を振り返る「たんぽぽの家 大博覧会」開催
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2023.02.07
奈良市に拠点を置きながら、障害のある人たちによる芸術文化活動をテーマに、様々なプロジェクトを実施する市民団体・たんぽぽの家。1973年に設立された「奈良たんぽぽの会」は、障害のある子どもの保護者たちが「養護学校卒業後に、地域と関わりあいの持てる居場所をつくりたい」との想いから立ち上げた、たんぽぽの家の運動を支えるボランティア団体です。
同団体が2023年2月4日(土)から12日(日)にかけて「奈良たんぽぽの会」設立50周年を記念し、奈良県文化会館にて「たんぽぽの家 大博覧会」を開催。たんぽぽの家50年の歴史を資料とともに振り返っていく本博覧会へ、ぜひご参加ください。
同団体が2023年2月4日(土)から12日(日)にかけて「奈良たんぽぽの会」設立50周年を記念し、奈良県文化会館にて「たんぽぽの家 大博覧会」を開催。たんぽぽの家50年の歴史を資料とともに振り返っていく本博覧会へ、ぜひご参加ください。
たんぽぽの家による、エイブル・アート・ムーブメント
「アート」と「ケア」の視点を独自の切り口に、カフェやギャラリーを運営するほか、音楽祭、展覧会など多彩な活動を展開している、たんぽぽの家。
全国でもアート活動に取り組む福祉施設はありましたが、その多くは「余暇活動」としての位置づけが多かったといいます。
そのような世の中において、たんぽぽの家では「人間はひらかれたやさしい存在でありたい」という願いを提唱。障害のある人によるアートを新しい視点で捉えなおし、社会にとって価値あるものとして提案する「エイブル・アート・ムーブメント」を展開してきました。
これまで開催したプロジェクトは数知れず。障害のある人の書いた詩にメロディーをつけて歌う「わたぼうし音楽祭」や、参加型アートプロジェクト、ワークショップなどを開催しながら、障害のある人と地域の人々を分け隔てなく巻き込むことによりアートの可能性を広めてきました。
2022年には障害のある人たちの芸術文化活動の発展に貢献したことにより、理事長の播磨靖夫(はりまやすお)氏が芸術振興の分野において、令和4年度文化功労者に選出されるなど、その活躍は高く評価されています。
全国でもアート活動に取り組む福祉施設はありましたが、その多くは「余暇活動」としての位置づけが多かったといいます。
そのような世の中において、たんぽぽの家では「人間はひらかれたやさしい存在でありたい」という願いを提唱。障害のある人によるアートを新しい視点で捉えなおし、社会にとって価値あるものとして提案する「エイブル・アート・ムーブメント」を展開してきました。
これまで開催したプロジェクトは数知れず。障害のある人の書いた詩にメロディーをつけて歌う「わたぼうし音楽祭」や、参加型アートプロジェクト、ワークショップなどを開催しながら、障害のある人と地域の人々を分け隔てなく巻き込むことによりアートの可能性を広めてきました。
2022年には障害のある人たちの芸術文化活動の発展に貢献したことにより、理事長の播磨靖夫(はりまやすお)氏が芸術振興の分野において、令和4年度文化功労者に選出されるなど、その活躍は高く評価されています。
「たんぽぽの家 大博覧会」開催
このたびの博覧会は、50年にわたるたんぽぽの家の歴史を、各種資料とともに振り返る内容。障害のある人の活動や暮らしの拠点づくり、地域の中で展開してきた芸術文化プロジェクト、近年取り組んでいる仕事づくりなどが紹介されます。
また会期中には、トークイベントやワークショップなども多数実施される予定とのこと。記念すべき年にふさわしいイベントが目白押しです。
▼「たんぽぽの家 大博覧会」詳細はこちら
https://tanpoponoye.org/news/general/2023/01/261516123/
ここ数年、障害のある人たちのアート活動が注目されていますが、誰もが自由に表現できる社会をつくるためには、まだまだ解決すべき課題もたくさん。
博覧会へ足を運び、これまでの歴史を振り返り今を知って、目指したい未来に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。
また会期中には、トークイベントやワークショップなども多数実施される予定とのこと。記念すべき年にふさわしいイベントが目白押しです。
▼「たんぽぽの家 大博覧会」詳細はこちら
https://tanpoponoye.org/news/general/2023/01/261516123/
ここ数年、障害のある人たちのアート活動が注目されていますが、誰もが自由に表現できる社会をつくるためには、まだまだ解決すべき課題もたくさん。
博覧会へ足を運び、これまでの歴史を振り返り今を知って、目指したい未来に想いを馳せてみてはいかがでしょうか。