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奈良醸造×油長酒造、ビールと日本酒の垣根を超えたコラボレーション商品販売中

#パートナー
2023.02.08
奈良のクラフトビールメーカー「奈良醸造」と、日本酒メーカー「油長酒造」がタッグを組み、三度目のコラボレーションとなるお酒が販売中です。

奈良醸造では日本酒の醸造法に歩み寄り、清酒酵母を使用した発泡酒「UNDERWATER(アンダーウォーター)」を、また油長酒造ではビールの醸造法にならい、麦芽(モルト)のようにお米を焙煎してつくられた日本酒「風の森 ALPHA8(アルファ8)大地の力」を醸造。

それぞれのお酒造りにインスピレーションを受けながら、回を重ねるごとに新しい試みに挑戦しブラッシュアップしてきたお酒を、ぜひこの機会にお楽しみください。

UNDERWATERの今回のテーマは「低アルコール」

2021年に初めて販売し、今回が3回目の販売となる「UNDERWATER」は、原材料には風の森で使用されている清酒酵母や米麹に加え、仕込水まで使用する徹底っぷり。また以下3つの工夫にもこだわっているといいます。

■ホップを使わない

ビールに特有の苦味と香りを付与し、ビールをビールたらしめる役割を持っているホップですが、酵母が醸し出す香りを出すために、あえてホップを使わず造られています。

■米麹を使用する

日本酒造りにおける米麹の役割は、麹に含まれる酵素でお米のデンプンを糖に変えること。麦汁を清酒酵母で発酵させようとしても発酵が進まない恐れがあるため、米麹の力を借りて、麦汁の中に含まれる糖を清酒酵母でも分解を可能にしたそうです。

■長期低温発酵

通常のビールの発酵には、室温20度前後の環境で1週間から10日程度がかかります。しかしUNDERWATERでは室温8度でおよそ30日と、3倍の期間をかけてじっくりと発酵。低温発酵をさせることにより、通常の製法では揮発してしまう吟醸香を、閉じ込めることに成功したのだとか。

また去年よりも麦芽の量を減らし、アルコール分を抑えることで、よりスッキリとした飲み心地と繊細な香りを楽しめるようになったそう。熟したリンゴ、イチゴ、シャルドネのような香りが立ち上がってくる発泡酒に仕上がっています。

風の森 ALPHA8 大地の力

同時に発売されたのは、「風の森 ALPHA8(アルファ8)」の新バージョン。前回までの仕込みでは、発酵力が旺盛で糖化と発酵のバランスがとりにくかった経験を生かし、今回は3つのバージョンアップを行ったそうです。
■お米を磨かない100%玄米を使用

今までは原料の一部に白米も使用していたそうですが、今回ついに玄米100%に挑戦。お米を蒸さずにビールの原料である麦芽(モルト)のように焙煎することで、お米を分解しやすくし、玄米特有の美味しさが表現されています。

■ビールの醸造法にならい、糖化を先行

ビールの醸造法にならい、あらかじめ玄米と米麹のみをタンクで糖化させて、もろみの糖度を上げておくことで、パワフルな発酵力を抑えることに成功したそう。

■菩提もと仕込みを採用

その他の「風の森 ALPHAシリーズ」が菩提もと造りに変わったことにより、「風の森ALPHA8」も菩提もと仕込みを採用。菩提もと仕込みは清酒発祥の地とされる、奈良県正暦寺で生まれた乳酸発酵を利用した製法です。これにより、今まで以上に奈良の日本酒らしさが表現されています

これらのバージョンアップにより、果実を使って仕込んだサワ―エールのような日本酒が完成したといいます。

新しいお酒造りにチャレンジする奈良醸造と油長酒造それぞれのこだわりがつまったお酒、ぜひご賞味ください。

※いずれも数量限定販売です。毎年人気のある商品のため、ご購入をお考えの方はお早めにどうぞ。

■奈良醸造株式会社:HP/Instagram/Facebook
■油長酒造株式会社:HP/Instagram/

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