Seminar
【レポート】SMALL BUSINESS LABO 事業計画講座 伴走支援編
#JIRIN
2023.07.21
2023年1月~3月に実施したSMALL BUSINESS LABO 事業計画講座。奈良で事業を営む方々に、管理会計の考え方や事業計画の立て方について、全5回の講義でお伝えしました。
受講生のインタビューはこちら:
https://n-park-project.jp/topics/seminar/4700
7月からはその“伴走編”として、受講生のなかから手を挙げてくださった事業者さんへ、講座のなかで紹介したクラウド会計・予実管理ツールを実際に運用できる状態を目指し、伴走支援を実施。経営改善の習慣化を目標に、講座を担当した中川政七商店と、予実管理ツールの開発提供を行うナレッジラボが、ツールを使いこなせるようなサポートを行っています。
今回は対象事業者の一つ・株式会社創喜にお邪魔して、伴走初回の様子を取材させていただきました。
受講生のインタビューはこちら:
https://n-park-project.jp/topics/seminar/4700
7月からはその“伴走編”として、受講生のなかから手を挙げてくださった事業者さんへ、講座のなかで紹介したクラウド会計・予実管理ツールを実際に運用できる状態を目指し、伴走支援を実施。経営改善の習慣化を目標に、講座を担当した中川政七商店と、予実管理ツールの開発提供を行うナレッジラボが、ツールを使いこなせるようなサポートを行っています。
今回は対象事業者の一つ・株式会社創喜にお邪魔して、伴走初回の様子を取材させていただきました。
支援の概要
事業計画講座や書籍で、事業計画の立て方や管理会計の考え方については理解できたけれど、それだけで経営改善が習慣化できるわけではありません。実際に経営改善のPDCAを効率的に回せるようになるには、システムの選択や導入をしたり、会計や販売管理回りなどの複数システムと連携したり、仕分けのルールを決めたり……など、超えなくてはならないハードルがいくつもあります。
今回の伴走支援は、そのハードルを乗り越えるために用意したもの。基本的な会計業務や管理会計を、クラウド会計と予実管理ツール(本支援ではナレッジラボの提供する、Manageboard)を適切に使用することで、数字の確認や経営改善の検討がスムーズに行える状態を目指します。
伴走するのは、中川政七商店とナレッジラボのコンサルタント。オンライン・オフラインを使い分けながら、半年間・全6回ほどで支援を行います。
今回の伴走支援は、そのハードルを乗り越えるために用意したもの。基本的な会計業務や管理会計を、クラウド会計と予実管理ツール(本支援ではナレッジラボの提供する、Manageboard)を適切に使用することで、数字の確認や経営改善の検討がスムーズに行える状態を目指します。
伴走するのは、中川政七商店とナレッジラボのコンサルタント。オンライン・オフラインを使い分けながら、半年間・全6回ほどで支援を行います。
適切にクラウド会計を導入し、クラウド会計と予実管理ツールを連携させることで、事業者自身が予実管理を習慣的に実施できる状態が、本施策のゴールです。
創喜での実施例(初回:要件定義)
今回、伴走支援のキックオフでお邪魔した株式会社創喜は、奈良県北葛城郡広陵町に本拠地を置く事業者。広陵町の地場産業である、靴下の製造を長年手がけてきた企業です。
株式会社創喜
株式会社創喜は創業は1927年、奈良県広陵町にあるくつ下⼯場です。
ローゲージソックスと言われる肉厚で丈夫で履き心地の良いくつ下をはじめ、アームカバーなどくつ下の機械にさまざまな工夫をこらしながら創ることの喜びを起点にくつ下づくりを続けてきました。
ただつくるだけでなく、くつ下を通してさまざまな体験を⽣み出し、ものづくりにまつわる“ワクワク”をこの⼯場から発信すべく、くつ下づくりを楽しく体験できる「チャリックス」を開発。
2021年に工場の敷地内にショップとチャリックスなどのワークショップ体験ができる施設「S.Labo」をオープンしました。日本のくつ下づくりの継続を想い、日本一ワクワクするくつ下工場を目指しています。
ローゲージソックスと言われる肉厚で丈夫で履き心地の良いくつ下をはじめ、アームカバーなどくつ下の機械にさまざまな工夫をこらしながら創ることの喜びを起点にくつ下づくりを続けてきました。
ただつくるだけでなく、くつ下を通してさまざまな体験を⽣み出し、ものづくりにまつわる“ワクワク”をこの⼯場から発信すべく、くつ下づくりを楽しく体験できる「チャリックス」を開発。
2021年に工場の敷地内にショップとチャリックスなどのワークショップ体験ができる施設「S.Labo」をオープンしました。日本のくつ下づくりの継続を想い、日本一ワクワクするくつ下工場を目指しています。
当日は代表の出張耕平さんと専務の出張緑さん、経理担当の永岡容子さんの3名にご出席いただきました。
ご挨拶の後は工場や直営店を見学させていただき、日々の仕事や商品のイメージを具体的にしながら、事業の概要を伺います。
ご挨拶の後は工場や直営店を見学させていただき、日々の仕事や商品のイメージを具体的にしながら、事業の概要を伺います。
その後は会議室へ移動。伴走支援の初回のテーマは「要件定義」です。適切な予実管理を行うために、講座で作成した事業計画書や、事前に提出いただいたヒアリングシートをもとに、どのようにデジタルツールを活用するか決めていきました。
早速現在の状況についてヒアリングを重ね、課題感と理想の状態を確認。「いま使っている会計ツールで資金繰りの管理がうまくできず、管理方法が多岐にわたり煩雑である」「仕分けのルールが決めきれておらず、正しく入力できているか不安」「経理は決算など、過去の数字を正しく反映させることに意識を向けているが、代表は将来の数字が見たい。そこに手が回ってない」「適切な部門ごとに収支が確認できる状態にしたい」など、望む状態や現実的に悩ましい点などを伺いながら進めました。
1時間ほどの打ち合わせを経て、初回は終了。次回までに確認・対応しておくべきことをすり合わせて別れました。ここから、次回は「部門分け」、その次は「予算策定」へと進めていく予定です。その様子や結果については、全6回を終えた頃にまたレポートをご紹介できればと思います。
1時間ほどの打ち合わせを経て、初回は終了。次回までに確認・対応しておくべきことをすり合わせて別れました。ここから、次回は「部門分け」、その次は「予算策定」へと進めていく予定です。その様子や結果については、全6回を終えた頃にまたレポートをご紹介できればと思います。
初めて触るツールや慣れない仕組みに戸惑い、使用を諦めたり、何となくわかる機能だけ使っていたり、といった行動が思い当たる事業者の方は、多いのではないでしょうか。ですが一度しっかり理解をして、使い方に慣れれば、経営改善がラクに、適切にできるようになっていきます。
思いのある事業を着実に伸ばしていけるよう、お困りの場合はぜひ当支援にご相談ください。
▼クラウド会計・予実管理ツール(Manageboard)の導入支援の説明会動画はこちら
https://youtu.be/BaYYSUvZinE
▼クラウド会計+予実管理ツール導入支援サービスへのプレエントリーはこちら
https://forms.gle/pN7yV1G9ELFgTqNd6
思いのある事業を着実に伸ばしていけるよう、お困りの場合はぜひ当支援にご相談ください。
▼クラウド会計・予実管理ツール(Manageboard)の導入支援の説明会動画はこちら
https://youtu.be/BaYYSUvZinE
▼クラウド会計+予実管理ツール導入支援サービスへのプレエントリーはこちら
https://forms.gle/pN7yV1G9ELFgTqNd6